平成20年11月23日 19時04分~19時39分
今初めてお目にかかる、約2ヶ月前に総理になった麻生太郎です。
今日は、ペルーの日系人及び在留して仕事をしている代表者の方々にこういった形で接する機会を与えて頂きありがとうございました。
このたびAPEC首脳会議がリマで開催される機会に、日本国総理大臣として11年ぶりにペルーを公式訪問することができ、短時間ではありますが、皆様と懇談する機会が持てましたことは、私にとって大きな喜びです。
私の妻が来ていますが、妻の父の鈴木善幸総理が1982年にペルーを公式訪問しており、深い縁を感じているところです。
一昨日と本日とガルシア大統領と直接話をする機会で、大統領より日系人の方々の誠実さと勤勉さやペルー人にいい意味で影響を受けて大統領になれたという話を聞くと、誇らしい気持ちになりました。また、非常にダイナミックに発展するペルーとの関係を一層強化するために、今回ガルシア大統領との間で両国間の投資協定に署名致しております。これをさらに進めて、経済連携協定、EPAというものに発展させるべく積極的に取り組むことで一致しました。
明年は日本人のペルー移住110周年で記念の節目であると聞いていますが、これを契機に日本とペルーとの関係が一層発展するよう、日本政府としてもできる限りの努力を行って参りたいと考えていますので、皆様のご協力をお願いしたいと思います。
最後に、皆様の益々のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げて、私の挨拶に代えさせて頂きます。
ありがとうございました。