談話・コメント

外務報道官談話

持田繁ESCAP事務局次長の国連東ティモール統合ミッション事務総長副特別代表指名について

平成22年7月9日

  1. 我が国政府は,7月9日(米国東部時間),潘基文国連事務総長により持田繁(もちだ・しげる)国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局次長が国連東ティモール統合ミッション(United Nations Integrated Mission in Timor-Leste, UNMIT) 事務総長副特別代表(事務次長補)に指名されたことを歓迎します。
  2. 持田氏が就任する事務総長副特別代表の職務は,国連事務総長特別代表を補佐し,UNMITから東ティモール国家警察への警察権限の委譲や治安部門改革支援,法の支配強化など,東ティモールの平和構築を支援することであり,極めて重要なポストであります。
  3. 我が国は,東ティモールが独立する前から同国の国造りに貢献してきており,持田繁・新UNMIT事務総長副特別代表が東ティモールの平和構築に大きく寄与することを期待します。

(参考)

  1. 持田繁 新UNMIT事務総長副特別代表の略歴

    一橋大学法学部卒業,プリンストン大学修士(国際関係論)。1975年外務省入省後,国連局政治課,アメリカ局安全保障課勤務。1980年に国連事務局入り。事務局政治安全保障理事会部,政治部等で主にアジア,中東,東アフリカの紛争解決を担当。その後,国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局次長。
  2. 国連東ティモール統合ミッションの概要:別添(PDF)参照
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