- 18日(現地時間17日),国連より,潘基文国連事務総長が国連気候変動枠組条約の次期事務局長としてコスタリカのクリスティアーナ・フィゲレス(Christiana Figueres)気候変動シニア・アドバイザーを任命した旨の発表がありました。
- フィゲレス女史は気候変動問題に長く携わってきているとともに,この問題に高い見識を有しており,我が国として同女史の任命を心より歓迎します。
- 我が国は,気候変動交渉を推進するため同女史と協力し,すべての主要国による公平かつ実効性ある国際的枠組みの構築に向けて,引き続き取り組んでいく所存です。
(参考)
2月18日,イボ・デ・ブア(Yvo de Boer)国連気候変動枠組条約事務局長が7月1 日付で辞任する旨発表したことを受け,後任候補についての検討が行われていた。事務局長の後任は,選挙ではなく,国連事務総長によって任命される。(クリスティアーナ・フィゲレス気候変動シニア・アドバイザー略歴)
- 学歴 米国スワスモア・カレッジ 社会学・文化人類学学士、英国LSE社会文化人類学修士
- 職歴 1982年~1985年 駐独コスタリカ大使館公使参事官
1987年~1988年 コスタリカ計画省国際協力局長
2004年~2010年 気候変動シニア・アドバイザー
2007年 CDM理事会ラテンアメリカ・カリブ代表
2008年~2009年 国連気候変動枠組条約ビューロー副議長
その他,民間企業の気候変動に関するアドバイザー等を歴任- その他 既婚(夫はドイツ人)。ワシントンD.C在住。