談話・コメント

外務報道官談話

インドネシア・ジャカルタにおける爆発事件の発生について

平成21年7月17日

  1. 7月17日(金曜日)午前(現地時間)、インドネシア首都ジャカルタの中心街(メガ・クニンガン地区)等において大規模な連続爆発事件が発生し、多数の死傷者が生じたことに強い衝撃を受けています。この事件で亡くなられた方々およびその遺族に哀悼の意を表するとともに、多数の負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
  2. 多くの罪のない人々を標的にする残虐なテロ行為はいかなる理由においても正当化できず、我が国はこれを断固として強く非難します。
  3. 我が国としては、引き続き国際社会と連携しつつ、テロ撲滅のための活動に積極的に取り組んでいく所存であり、インドネシア政府とも協調・協力し、テロ対策に係わる協力・支援を行っていく考えです。

(参考)

(1)7月17日(金曜日)、午前7時45分及び47分(日本時間午前9時45分及び47分)頃、インドネシア首都ジャカルタの中心街(メガ・クニンガン地区)にあるマリオット・ホテル及びリッツ・カールトン・ホテルにおいて大規模な爆発事件が発生。当局発表(現地時間午前11時)によれば、死者9名、負傷者52名。被害者の国籍等は確認中なるも、現時点まで邦人被害者の情報はなし。

(2)インドネシアでは、「ジュマ・イスラミーア(JI)」が首謀したと見られる大規模な爆弾テロ事件が2002年から2005年まで4年間連続して発生したが、2006年以降、大規模なテロ事件は発生していなかった。マリオット・ホテルでは、2003年8月にも爆弾テロ事件が発生し、死者14名、負傷者約150名を出している。

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