【参考1】我が国選挙監視団の派遣
我が国はバングラデシュ政府の招待を受け、バングラデシュ総選挙の中立性を高め、バングラデシュの民主化定着努力に向けた取り組みを支援することを目的として、12月28日から30日まで、坂本剛二衆議院議員(日バングラデシュ議連連盟幹事長)(団長)、西村明宏衆議院議員(同議員連盟事務局長)、堀口松城早稲田大学客員教授(前駐バングラデシュ日本大使)、大橋正明恵泉女子大学教授(国際協力NGOセンター理事長)、饗場和彦徳島大学教授、外務省職員から構成される選挙監視団を派遣した。また、選挙監視には井上駐バングラデシュ大使他日本大使館員も参加した。選挙監視団は、アーメド首席顧問への表敬、他の国際選挙監視団等との意見交換を行った他、ダッカ市内を中心にダッカ、ナラヤンゴンジ、マニクガンジ、ガジプール、ムンシガンジの5県、18選挙区において選挙監視活動を行った。
【参考2】バングラデシュ総選挙
(1)選挙制度 小選挙区制
(2)総選挙区数 300
(3)有権者数 81,058,698人
(4)参加政党数 39
(5)立候補者総数 1,538人
(6)投票所総数 35,216箇所
(7)選挙管理委員会の情報等に基づいて現地報道機関が報じた非公式結果によると、30日午前11時現在(現地時間)、開票の結果ノアカリ1区を除く全国299選挙区中、アワミ連盟率いる大連合の候補者が262選挙区で当選して圧勝した。バングラデシュ民族主義党(BNP)率いる大連合の議席数は32議席に留まっている。投票率は8割を超える見込み。