【参考】
(1)有権者は18歳以上の男女。被選挙権者は22歳以上。今回選挙における有権者登録数は約60万人(ギニアビサウの人口は約130万人)。
(2)国民議会の議席数は102議席。今回の選挙は、うち100議席を選出するもの(2議席は、ヨーロッパ及びアフリカにいる在外ギニアビサウ人のための議席であるが今回は行われず。)。選挙区は29あり、それぞれ3名から6名の定数が割り当てられ、各政党は、各選挙区(29区)に複数の候補者を立てる。投票は有権者が政党を選ぶ形式で行われる。(3)今回の投票率は、暫定的な数値であるが、72%。
(1)国連平和構築委員会(PBC)議長国を務める我が国は、ギニアビサウ共和国の選挙プロセス支援のため、以下の支援を行っている。
(イ)過去の選挙プロセスにおける未払人件費及び役務支払金の滞納が今回の選挙実施の障害となっていたため、ノンプロジェクト無償資金協力の見返り資金により、約4億6,000万CFAを供与。
(ロ)在セネガル大使館員1名を選挙監視員として派遣。
(2)また、ギニアビサウにおける平和構築支援として、日本・国連開発計画(UNDP)パートナーシップ基金を通じ、「国立産業訓練センターの能力強化」の実施を決定。