(参考)
(1)29日(水曜日)、ソマリア北部のハルゲイサ及び北東部のボサッソにおいて複数件の自爆テロ事件が発生し、報道等によると少なくとも28人が死亡した模様。今のところ、犯行声明は出されていない。
(2)ハルゲイサでは、国連開発計画(UNDP)事務所、エチオピア領事館及びソマリランド「大統領」官邸、ボサッソではテロ対策部隊の事務所2カ所が、いずれも自動車を用いた自爆テロ攻撃を受けた。
(3)これまでのところ、死亡者及び負傷者の中に日本人は含まれていない。
(4)ソマリアは1991年以降無政府状態が続いていたが、2004年にケニアのナイロビにて暫定連邦政府(TFG)が成立した。現在、ナイロビにて、政府間開発機構(IGAD)臨時サミットが開催され、和平に向けたロードマップについて話し合われている。