
外務報道官談話
イエメンで発生した米国大使館襲撃事件について
平成20年9月18日
- 我が国は、17日朝、イエメンの首都サヌアで武装グループが米国大使館に対する自動車爆弾等を用いた襲撃により、多くの死傷者が出たことに強い衝撃と憤りを覚える。亡くなられた方々及びその御遺族に心からの哀悼の意を表するとともに、負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げる。
- テロはいかなる理由においても正当化できず、我が国は、罪のない多くの人々を犠牲にするこのような残虐なテロ行為を断固として非難する。
(参考)
(1)17日(水曜日)午前9時15分頃(現地時間)、米大使館正門前にて2台の車が爆発、武装グループはRPG(対戦車砲)等を乱射したため警備中のイエメン人警察官らが死亡。報道によれば、犯人グループ、イエメン人警察官等少なくとも16名が死亡。米国務省によれば、米国人大使館職員への被害はなし。また、在留邦人への被害はなし。
(2)報道によれば、「イスラム聖戦(イスラミック・ジハード)」が犯行声明を発出している。