(参考)シリア・レバノン関係
シリアは、シリアとレバノンは共に「歴史的シリア」に属し、特別な関係にあるとして、これまで相互に大使館を設置しなかった。レバノンは内政・外交面でシリアの強い影響下にあったが、国際的な対シリア圧力の強化、及びハリーリ元首相暗殺事件を契機に、2005年4月、シリア軍がレバノンから撤退するなど、シリアの影響力が縮小。本年7月にパリで開催された地中海連合首脳会議において、両国大統領が会談し、相互に大使館を開設するなど正常な外交関係の構築に合意した。