談話・コメント

外務報道官談話

イラク国民議会におけるイラク閣僚名簿の承認

平成20年7月22日
  1. 7月19日、イラク国民議会は、副首相及び9名の閣僚を承認し、これにより2007年8月に政権を離脱したイラク合意戦線(スンニー派連合:タワーフク)が政府に復帰することとなった。我が国はこれまで、各派への働きかけや国民融和セミナーの開催等を通じ、イラクの国民融和努力を積極的に支援してきており、今回の承認をイラクの国民融和に向けた重要な進展として歓迎する。
  2. 今後、イラクにおいては「石油・ガス法」及び「地方議会選挙法」の制定や、地方議会選挙の実施など、重要な案件が山積しており、我が国としては、今後ともイラクの政治プロセスの進展を積極的に支援していく。

(参考)今回承認された閣僚一覧

  1. タワーフク所属の新副首相及び閣僚

    (1)副首相
      ラーフィウ・ジヤード・アル・イーサウィー(元外務担当国務相)

    (2)外務担当国務相
      ムハンマド・ムナージド・アイファーン・アル・ドレイミー

    (3)女性問題担当国務相
      ナッワール・マジード・ハミード・アル・サーマッラーイ(女性)

    (4)高等教育・科学研究相
      アブド・ズィヤーブ・アル・アジーリー(再任)

    (5)通信相
      ファールーク・アブドゥル・カーディール・アブドゥル・ラフマン

    (6)文化相
      マーへル・イブラヒーム・アル・ハディーシー

  2. 統一イラク連合(シーア派)の新閣僚

    (1)運輸相
      アーメル・アブドルジャッバール・イスマイール

    (2)地方公共団体担当国務相
      フルード・サーミー・アッザーラ・アール・アル・マアジューヌ(女性)

    (3)観光遺跡担当相
      カフーターン・アッバース・アル・ジュブーリー

    (4)市民社会担当国務相
      サーミル・ジャウファル・アル・ズバイディー

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