談話・コメント

福田総理大臣書簡

福田総理発タン・シュエ・ミャンマー連邦国家平和開発評議会(SPDC)議長宛書簡の発出について

平成20年5月9日

 5月9日、福田総理は、ミャンマーにおいてサイクロンにより多数の死亡者の発生を含む大きな被害が発生したことを受けて、タン・シュエ・ミャンマー連邦国家平和開発評議会(SPDC)議長宛に書簡を発出した。同書簡は骨子は以下のとおり。

  1. ミャンマー南部を中心に約2万3千名の死亡者を含む多数の方々が被害に遭われたとの知らせに接し、日本政府及び日本国民を代表して衷心よりお見舞い申し上げる。
  2. 我が国は、既にテント、発電機等約57万米ドル相当の緊急支援物資の供与を始めているが、本9日、更に1,000万米ドルを上限とする緊急支援の実施を決定した。これらの支援が被害に遭われた人々のお役に立つことを期待する。
  3. 大規模な災害に際しては速やかに救援のための人員を配置することが重要であり、我が国はミャンマーに対し、緊急医療チームを派遣する用意がある。また、今回被害に遭われた地域の広さや住民の多さにかんがみれば、我が国のみならず他の国々や国際機関による支援や援助要員の受入れは重要であり、それらの受入れを前向きに検討することを期待する。
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