
麻生総理大臣コメント
WTOドーハ・ラウンド交渉に関する内閣総理大臣コメント
平成20年12月15日
- WTOドーハ・ラウンド交渉については、先般の金融・世界経済首脳会合やAPEC首脳会議における強い声明にもかかわらず、今般、閣僚会合が見送られ、モダリティの年内合意ができない見通しとなったことは残念です。
- 現下の深刻な経済情勢に鑑みれば、貿易拡大を通じた世界経済の成長が必要です。我が国としては、ドーハ・ラウンド交渉の早期妥結に向けて、今後とも粘り強く取り組んでいきます。また、これまでの交渉で様々な議論が行われた農業分野については、一層の体質強化を進めていきます。
- また、我が国としては、保護主義に抗していくため、輸出制限を含む貿易・投資面での新たな障壁の自粛についてWTOの場でも加盟各国に強く呼びかけていく考えです。