談話・コメント

外務報道官談話

ミャンマー情勢

平成19年9月25日

  1. ミャンマーにおけるデモに関し、我が国として、ミャンマー政府が冷静な対応をとることを求める。
  2. また、我が国として、ミャンマー政府が、デモにおいて示された国民の希望を踏まえつつ、国民和解、民主化に向けた対話を含む真剣な取組を行っていくことを強く期待する。

(参考)デモの経緯

(1)8月15日、ミャンマー政府がガソリン、ディーゼルオイル等公定価格を引上げた。以来、ヤンゴン市内と一部の地方都市で数十名から数百名規模のデモが散発した。

(2)9月5日、パコックにおいて、また、9月8日、シットウェーにおいて、当局側がデモを行う僧侶等に威嚇発砲する事件等が発生し、全国的に僧侶と当局の間で緊張が高まった。

(3)9月22日、ヤンゴンでは、僧侶1000名規模のデモが行われ、そのうち僧侶数百名がアウン・サン・スー・チー女史宅前で読経し、同女史は家屋から姿を現し僧侶達に立礼した。

(4)9月23日、ヤンゴンでは、僧侶1万人規模のデモが行われ、多数の市民がデモの後をついていくなどした。

(5)9月24日、ヤンゴンでは、僧侶2万人、5千人規模等のデモが複数行われ、多数の市民がデモの後をついていくなどした。また、マンダレーでは、僧侶1万人規模のデモが行われた。

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