談話・コメント

外務報道官談話

国連レバノン暫定隊(UNIFIL)要員に対する爆弾攻撃について

平成19年6月26日

  1. 6月24日、レバノン南部で活動中の国連レバノン暫定隊(UNIFIL)を標的とする爆弾攻撃が発生したところ、我が国は、レバノンと中東地域の安定に向けた努力を脅かす行為としてこれを強く非難する。また、我が国は、この攻撃で生命を奪われた要員及びその家族に哀悼の意を表する。
  2. 我が国は、改めて、秩序と治安回復に向けた国連及びレバノン政府の努力を強く支持するとともに、全ての関係者に対しこの努力に協力するよう求める。

【参考】UNIFILに対する爆弾攻撃(報道等とりまとめ)

(1)6月24日(日曜日)午後5時45分頃、巡回任務のためUNIFILスペイン部隊が装甲車2台でナバティエ県ヒヤム郡内の一般道を走行していたところ、1台目の装甲車の路肩で爆発が発生し、6名(スペイン人3名、コロンビア人3名)が死亡、2名が負傷した。

(2)爆発の原因については、路肩に仕掛けられていた爆弾が無線操作により爆発したとする説と爆薬を積んだ軽荷物車を使用した自爆テロとの説がある。

(3)6月26日現在、犯行声明は出されていない。

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