平成19年2月19日
(参考)
(1)報道によれば、19日(月曜日)日本時間午前3時24分(現地時間18日(日曜日)午後11時54分)、インド北部のハリヤナ州パニパット(首都ニューデリーから約80キロメートル北)付近を走行中の列車において少なくとも2回の爆発が発生し、客車2両で大規模な火災が発生した。また、事件列車から2~3個の粗製発火物が発見され、当局によって回収された。
(2)同列車は、デリーからパキスタンとの国境沿いのアターリーに向かう急行列車「サムジョーター」号(注:パンジャーブ州アターリーを経てパキスタンのラホールまで結ぶ列車)で、当時約610人の乗客がいた。少なくとも66名が死亡し、15名が負傷した模様であり、犠牲者の多くはパキスタン人である由。
(3)今回の事件の原因は調査中であるが、マンモハン・シン・インド首相は、犯人を逮捕、処罰する旨表明し、また首相報道官は、本件事件が恐らくテロ行為によるものである旨述べた。