
小泉総理大臣談話
日本・チリ経済連携協定交渉の大筋合意に関する総理コメント
平成18年9月22日
- 昨年11月に首脳レベルで交渉開始につき合意した日本・チリ経済連携協定が、約7ヶ月余りの交渉を経て、今般大筋につき合意に達したことは大変喜ばしい。
- この経済連携協定は、貿易・投資の自由化を始めとして、両国の貿易・経済関係に関連する事項を幅広く取り扱うものである。日本とチリは、すでに友好関係と政治・経済面での緊密な関係を維持しているが、この経済連携協定は、我が国にとって不可欠な資源の安定供給を含む両国間の中長期的な貿易・経済関係をさらに緊密で安定的なものとし、ひいては日本と中南米地域との連携を一層強化するための包括的な枠組みを提供するものである。
- 日本政府としては、引き続きこの協定の早期締結に向けて、チリ政府と協力しつつ、鋭意取り組んでいく考えである。