
小泉総理大臣談話
小泉総理大臣からイラク移行政府タラバーニー大統領、
ジャアファリー首相及びハサニー国民議会議長への書簡の発出
平成18年3月10日
3月10日、小泉総理大臣は、イラク移行政府タラバーニー大統領、ジャアファリー首相及びハサニー国民議会議長宛に書簡を発出したところ、概要以下のとおり。
- 2月22日にイラク中部のサーマッラーでシーア派の聖廟が爆破された後、宗派対立が背景にあると見られる事件が幾つかの地域で発生していることもあり、新政府発足に向けた動きが停滞しているように見受けられる。
- イラクが、この困難を乗り越え、イラク国民が互いの民族・宗派を尊重しあい、国民和解に基づいた安定した政府を早期に発足させることを切に希望する。新政府発足に向けた動きが今後加速されることを期待している。
- 我が国は、イラク政府及び国民の努力を引き続き積極的に支援していく。