談話・コメント

外務報道官談話

ガザ地区におけるイスラエル・パレスチナ間の停戦発効について

平成18年11月27日

  1. 我が国は、ガザ地区におけるイスラエル・パレスチナ自治政府間での停戦発効を歓迎するとともに、今回の停戦が和平プロセス前進への契機となることを強く期待する。また、本停戦成立へのアッバース・パレスチナ自治政府大統領及びオルメルト・イスラエル首相の指導力を高く評価する。
  2. 我が国はイスラエル・パレスチナ双方に対し、引き続き最大限の自制をもって対応し、本停戦を遵守することを求める。また、交渉の早期再開に向けてイスラエル・パレスチナ間の首脳会談が早期に開催されることを期待する。
  3. 我が国は、二国家解決に基づくイスラエルとパレスチナの共存共栄実現に向け、引き続き積極的に取り組んでいく考えである。

(参考)イスラエルとパレスチナ自治政府との停戦成立(イスラエル外務省発表)
 25日(土曜日)、アッバース大統領は、全てのパレスチナ武装勢力がガザ地区での攻撃停止に合意した旨オルメルト首相に伝達。これを受けて同首相はアッバース大統領に対し、イスラエル側もガザ地区での軍事活動を停止し、撤退する旨伝達。停戦発効は26日(日曜日)午前6時(現地時間))。

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