談話・コメント

外務報道官談話

バグダッドでの連続自動車爆弾事件について

平成18年11月24日

  1. 我が国は、現地時間11月23日(木曜日)午後、バグダッドのサドル・シティーで連続自動車爆弾事件が発生し百数十名が死亡したことに強い衝撃と憤りを覚える。テロはいかなる理由においても正当化できず、我が国は、多くの罪のない人々を犠牲にする残虐なテロ行為を改めて断固として非難する。
  2. 今回のテロ事件で亡くなられた方々のご遺族に心から哀悼の意を表する。また、負傷された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早いご回復を祈念する。
  3. 我が国としては、今回の事件が、イラク国内での報復の連鎖に繋がらぬよう切に希望する。また、イラク国民が互いの民族・宗派を尊重し、国民融和を図りつつ国づくりに向けた努力を引き続き払うよう期待する。

(参考)
 現地時間23日午後、バグダッドのサドル・シティー のムラーディ・スーク、サーハ(ラウンド・アバウト)55等において短時間に6台の車輌が連続的に爆発した。右爆発事件により少なくとも133名が死亡、201名が負傷した。予め車輌に仕掛けられた爆弾が爆発したものとみられる。事件に関与したと見られる数名が拘束された。

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