
外務報道官談話
ネパール王国における下院の復活について
平成18年4月25日
- わが国は、ギャネンドラ国王が、2002年に解散された下院の復活と、28日の下院の招集を決定し、政党がこれを受け入れたことを評価する。
- 今回の進展は、民主主義と平和の回復を希求してきたネパール国民の勝利であり、民主主義の定着と恒久的な平和の実現に向けた今後の政治プロセスの進展に期待する。
- わが国は、政党の決定を批判しているマオイストに対し、今般の国民的コンセンサスを尊重し、暴力を放棄し、対話を通じた政治プロセスに参加するよう求める。
(参考)
- 2005年2月1日(火曜日)、ギャネンドラ国王はデウバ内閣(当時)を解散し、自ら内閣を組織していた。
- 主要7政党は、2005年11月以降マオイスト(共産党毛沢東主義派)と一定範囲で連携、2006年4月に入ってからゼネスト、大規模な抗議デモを継続、死傷者も発生していた。
- 国王は、21日(金曜日)、テレビ演説を行い、行政権委譲と政党からの首相推薦を発表したが、22日(土曜日)、政党はこれを受け入れず、抗議行動の継続を発表。
- 国王は、24日(月曜日)、再びテレビ演説を行い、2002年5月に解散された下院の復活と、4月28日(金曜日)の下院招集を発表。これに対し、政党は、25日(火曜日)、国王声明を受け入れ、同日をもってゼネストを終了することなどを発表した。