談話・コメント

外務報道官談話

ソロモン諸島の首都ホニアラにおける暴動発生について

平成18年4月19日

  1. わが国は、4月18日(火曜日)以降、ソロモン諸島の首都ホニアラにおいて発生している暴動を深く憂慮する。
  2. わが国は、今回の事態が早期に沈静化することを強く期待する。

(参考)

  1. 現地わが方大使館によれば、18日(火曜日)午後から、ソロモン諸島の首都ホニアラにおいて、スナイダー・リニ新首相選出に反対した一部住民による暴動が発生している。一部報道では、オーストラリアから治安維持のために派遣されていた警察官十数名が負傷し、外出禁止令が発出される事態となっている由。
  2. 19日(水曜日)午後、ジョン・ハワード豪首相は、ソロモンにおける暴動に対処するため、110名の豪軍兵士、70名の連邦警察官の派遣を発表。ソロモンには、2000年に発生した武力衝突後、2003年から豪州、NZを主導としてた太平洋諸島フォーラム(PIF)加盟国の警察・軍隊からなるソロモン地域支援ミッション(RAMSI)が派遣されている。
  3. 昨年12月のアラン・ケマケザ首相の任期(4年)満了に伴い、国連選挙監視団の監視のもとで、本年4月5日に総選挙が実施された。わが国政府からも、花形在PNG大使以下4名が選挙監視団に参加した。
  4. ソロモン在住の邦人48名の安全は確認中であるが、現時点で、在留邦人が被害にあっているとの報告はない。
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