談話・コメント

外務報道官談話

パキスタンにおける爆発事件について

平成18年3月2日
  1. わが国は、3月2日(木曜日)午前9時頃(日本時間同日午後1時頃)、パキスタン南部のカラチ市の中心部において発生した連続爆発事件を強く非難する。また、亡くなられた方々およびその遺族に哀悼の意を表するとともに、負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げる。
  2. わが国は、如何なるものであれ、テロリズムは正当化されないとの立場を堅持し、改めてあらゆる形態のテロリズムを断固として非難する。
  3. わが国政府としては、引き続き、国際的なテロ対策分野でのパキスタン政府との協力関係を強化していく考えである。

(参考)

(1)3月2日(木曜日)現地時間午前9時頃と午前9時10分頃(日本時間同日午後1時と午後1時10分)、パキスタン南部のカラチ市の中心部にあるマリオットホテル付近において、2回爆発があった。報道によれば、これまで少なくとも2名死亡、負傷者複数発生した模様。

(2)これまでのところ、邦人被害の情報はない。なお、在カラチ日本総領事館はマリオットホテルと道路を挟んだ位置にあり、窓ガラス等が破損した。

(3)背景等については明らかになっていない。なお、在カラチ米総領事館がマリオットホテルの横にあることから、CNN、BBC等は、3月3日(金曜日)のブッシュ米国大統領のパキスタン訪問との関連等について報道している。

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