談話・コメント

外務報道官談話

預言者ムハンマドの似顔絵掲載を巡る問題について

平成18年2月7日

  1. わが国は、デンマーク等西欧諸国の新聞や雑誌による預言者ムハンマドの似顔絵掲載を巡り、困難な状況が生じていることを懸念している。
  2. わが国は、本件似顔絵の掲載を巡りイスラム教徒の間に生じている強い反発を十分理解するものである。同時に、いかなる理由にせよ、暴力や破壊行為は容認できるものではない。わが国は、全ての当事者に対し、緊張を緩和することおよび状況を悪化させる行動および言動を避けることを求める。
  3. わが国としても、異なる信条や文化を有する人々との間で平和的な対話やお互いへの敬意を通じて相互理解を増進することが重要と考えており、日・アラブ対話フォーラム、対中東文化交流・対話ミッション、イスラム世界との文明間対話セミナー、世界文明フォーラム等の各種対話事業を実施しているところである。
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