談話・コメント

外務報道官談話

サス=ンゲソ・コンゴ共和国大統領のアフリカ連合(AU)議長就任について

平成18年1月27日

  1. わが国は、ドゥニ・サス=ンゲソ・コンゴ共和国大統領のアフリカ連合(AU)議長就任に祝意を表する。
  2. AUは、近年着実に進展しているアフリカの地域協力と統合の中核として、アフリカ全体の平和と繁栄のために役割を果たしてきているところ、同大統領が今後一年間AU議長として力強い指導力を発揮することを期待する。
  3. 国内和平を推進し、地域の平和にも積極的に関与している同大統領のAU議長就任は、わが国が重視するアフリカにおける「平和の定着」にも望ましい影響を与え得るものであり、わが国は今後同議長との一層の緊密な連携と協力を望んでいる。

(参考)

  1. AUは、2002年7月に、OAU(アフリカ統一機構)から発展改組して発足した、アフリカ53カ国・地域が加盟する世界最大の地域機関(注:わが国未承認の「サハラ・アラブ民主共和国」(西サハラ)を含む。モロッコは非加盟。)。AU総会(首脳会議)はAUの最高機関であり、AU発足以来、年1回総会(首脳会議)が開催されてきたが、2004年7月の総会での決定に基づき、2005年から年2回の開催となった。
  2. 1月23(月曜日)、24日(火曜日)にハルツーム(スーダン)で開催された第6回AU総会において、2006年AU議長国としてコンゴ共和国が選出され、同国のサス=ンゲソ大統領がAU議長に就任した。
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