
外務報道官談話
スリランカ政府とタミル・イーラム解放の虎(LTTE)との「停戦合意の実施に関する直接協議」の実施決定について
平成18年1月26日
- わが国は、ノルウェー政府の仲介により、スリランカ政府とタミル・イーラム解放の虎(LTTE)が、2月中旬にスイスのジュネーブにおいて停戦合意の実施に関する協議を開始することに合意したことを歓迎する。わが国は、この合意を取り付けた仲介者としてのノルウェー政府の役割を賞賛する。
- わが国は、北・東部地域での度重なる暴力が停止され、スリランカ政府とLTTEとの間で実際の協議が出来るだけ早期に行われることを強く希望する。
- また、こうした協議の実施を通じて、和平プロセスが再活性化されることを期待している。わが国は、引き続き、紛争の交渉による解決により永続的な和平を達成するための紛争当事者の努力を支援していく。