談話・コメント

外務報道官談話

バリ島における爆発事件について

平成17年10月2日

  1. 10月1日(土曜日)夜、インドネシアのバリ島において、大規模な爆発事件が発生し、邦人を含む多数の死傷者が生じたことに、強い衝撃を受けている。亡くなられた方々およびその遺族に哀悼の意を表するとともに、負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げる。
  2. 今回の行為は、2002年10月のバリ島爆発事件、2003年8月のジャカルタでのホテル爆発事件、2004年9月のジャカルタ豪州大使館前爆弾事件に続く極めて卑劣かつ許し難い行為である。残虐なテロ行為はいかなる理由においても正当化できず、改めてわが国はこれを強く非難する。
  3. わが国は、引き続き国際社会と連携しつつ、テロとの闘いに積極的に取り組んでいく所存であり、インドネシア政府に対しても、今後ともテロ対策に係る協力・支援を行っていく考えである。
  4. わが国は、今回の爆発事件の原因が早期に究明されることを期待すると共に、引き続き邦人の安全に係る関連情報の収集にも全力を尽くしていく所存である。
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