談話・コメント

外務報道官談話

韓国国会による竹島の「持続可能な利用」に関する法律について

平成17年4月27日
  1. 26日、韓国国会は、竹島の「持続可能な利用」に関する法律を制定した。これは、竹島の領有権に関するわが国の立場と全く相容れないものであり、極めて遺憾である。
  2. これに関し、27日午後、佐々江アジア大洋州局長が在京韓国大使館秋公使を外務省に招致し、同法律の制定に抗議し、然るべき対応を求めるとともに、その内容の口上書を手交した。
  3. 竹島の領有権をめぐる問題については、4月7日の日韓外相会談において、町村外務大臣と潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官との間で、日韓双方の立場は立場として、大局的見地から、同問題が両国の友好協力関係を損なわないよう努力していくことの重要性を確認したところである。韓国側が、両国民間の感情の対立を煽るようなこの種の活動を再び行うことのないよう強く求める。
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