
スーダン/ダルフールに関するG8首脳声明(骨子)
平成19年6月8日
- スーダンが統一された平和な民主国家となるため、2005年1年の南北包括和平合意(CPA)の履行継続の努力を要請。
- ダルフールの悲惨な治安と人道状況を深く懸念。本年4月及び5月に北部ダルフールで発生したスーダン政府による爆撃、及び反政府勢力によるアフリカ連合スーダン・ミッション(AMIS)要員への攻撃を非難。
- 本年3月のスーダン政府及び国連による人道活動促進に関する共同コミュニケを歓迎し、その完全な履行を要請。
- ダルフール紛争の平和的解決を強調。
- 本年4月のトリポリ合意を歓迎。ダルフール問題の政治的合意に向けた国連・AU両特使の努力を支持。
- スーダン政府の「重量支援パッケージ」の受入を歓迎し、右パッケージの迅速な展開を要請。「AUと国連の共同展開」への移行期にあるAMISへの支持を継続。
- 国連安保理による6月17日のハルツーム訪問に期待。スーダン政府に対し、右共同展開の完全受入を強く要請。
- ダルフール紛争は、スーダン近隣地域の平和と安定を脅かしており、右地域の人道状況の悪化に憂慮。
- ダルフール危機解決へのコミットメントを継続。スーダン政府や反政府勢力が義務不履行の場合、国連安保理での適切な行動を支持。