平成19年5月30日
アハティサーリ国連事務総長特使による包括的提案について議論した。意見の相違はあるが、議論を継続。
イランの核計画の拡散に与える深刻な懸念を強調。イランに対し、安保理決議1696、1737及び1747、特にすべての濃縮関連活動を停止するとの義務を遵守するよう求める。イランが安保理の要求を引き続き受け入れないのであれば、更なる適切な措置を支持する。イランが中東において責任ある役割を果たすことを求める。
朝鮮半島の非核化実現に対するコミットメントを強調。北朝鮮に対し、NPT上の義務を完全に遵守するとともに、2005年9月19日の共同声明及び安保理決議1695並びに同1718に従って、すべての核兵器及び既存の核計画並びに弾道ミサイル計画を放棄するよう求める。六者会合及び共同声明の誠実かつ完全な実施に向けた第一歩としての2007年2月13日に合意された初期段階の措置の速やかな実施を完全に支持。北朝鮮に対し、拉致問題の早急な解決を含め、国際社会の他の安全保障及び人道上の懸念に対応するよう求める。
オルメルト首相とアッバース大統領の間の対話がパレスチナ国家建設の交渉の基礎を築くことを期待。パレスチナ自治政府に対し、非暴力、イスラエル承認、及び既存の合意の受け入れとの原則に完全にコミットするよう呼びかける。イスラエルに対し、反撃を自制するとともに国際法に合致しないすべての行為を自制するよう呼びかける。アラブ和平イニシアティブを歓迎。ガザにおける治安情勢及びパレスチナ領における人道状況を懸念。パレスチナ人民に対する支援を継続するとのコミットメントを再確認。
レバノンにおける民主的な政府を完全に支持。政治的停滞の早期解決を求める。レバノン特別国際法廷の設置に引き続きコミット。すべての当事者に対し、レバノン内政に干渉しないよう呼びかける。
民主的に選出されたイラク政府を支持。イラク・コンパクトの発足を歓迎。イラク・コンパクトに示された目標を実施する責任はイラク政府にある。イラク周辺国会合の開催を歓迎。国際社会、特に地域の諸国は、イラクにおける国民融和と安定化のプロセスを促進し支援する責任がある。
本構想へのコミットを再確認。この地域における良い統治、法の支配及び人権等を促進するための努力に対し、支援を提供。
アフガン・コンパクトに示された目標を実施するため、引き続き支援を実施。安全に対する脅威の継続は遺憾。ISAFのアフガニスタン安定のためのコミットメントを歓迎。アフガニスタン及びパキスタン外相とともに、両国の対話と協力に関する声明を発出。
アルメニアとアゼルバイジャンの間の紛争解決は、地域の平和と安定にとり極めて重要。
ダルフールの治安及び人道状況に深い懸念。即時停戦が必要。スーダン政府に対し、AUと国連の共同部隊を受け入れ、その迅速な展開を可能とするよう求める。人道支援を継続するとのコミットメントを再確認。
多くの人命損失につながっているソマリアの危機的状況を懸念。
悪化する人道状況、政治、経済危機を懸念。
民主的な統治能力の改善においてナイジェリアと引き続き協働。
平和、民主主義、人権及び持続可能な開発を促進する努力の中核的な原則として、法の支配の重要性を再確認。課題は残っており、国連とともにより統合された国際的アプローチを促進する宣言を発出。
平和維持能力向上へのコミットメントを再確認。
Adobe Systemsのウェブサイトより、Acrobatで作成されたPDFファイルを読むためのAcrobat Readerを無料でダウンロードすることができます。左記ボタンをクリックして、Adobe Systemsのウェブサイトからご使用のコンピュータのOS用のソフトウェアを入手してください。