2009年8月3日
日本国政府は、途上国支援策の一環として、開発途上国「一村一品キャンペーン」を展開しています。
外務省では、開発途上国「一村一品」キャンペーンの一環として、アジア、アフリカ等の開発途上国の産品(29か国40品目)を2009年8月3日(月曜日)から2009年8月31日(月曜日)までの間、期間限定で展示し、当省を訪れる方々に、我が国の途上国支援策を紹介しています。外務省では様々な形でこのキャンペーンに協力してきており、今回の展示もその一環です。
*展示見学のみを目的とした一般公開はしておりません。なお、成田、関西両国際空港内の「一村一品マーケット」 にて、同様の展示を御覧頂けるほか、関連産品をお求め頂けます。
2005年12月のWTO香港閣僚会議の際に、小泉総理(当時)は、我が国の途上国支援策である「開発イニシアティブ」を発表しました。経済産業省とジェトロは、その取り組みの一つとして、2006年2月から、開発途上国「一村一品」キャンペーンを我が方在外公館など関係機関との連携のもとスタートさせました。
開発途上国「一村一品」キャンペーンは、大分県の地域活性化プロジェクトである一村一品運動を参考にしたものです。大分県の一村一品運動は、1979年に当時の大分県知事であった平松守彦氏が提唱。町や村が有する特産品を掘り起こし、その生産方法、商品開発や販路の拡大等に磨きをかけ、世界に通用する商品の育成を図り、地域活性化に結びつかせることを目指した運動です。
「一村一品マーケット」は、開発途上国「一村一品」キャンペーンのコアとなる活動として、アジア、アフリカ等の開発途上国の工芸品、織物、加工食品などの産品を国内主要空港で販売し、日本の一般消費者の方々に紹介する場です。2006年3月以降、これまで約3年にわたり日本の主要空港(2009年8月現在、成田、関西両国際空港)に一村一品マーケットを設置し、運営しております。
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