経済

OECD次期事務総長選出:協議プロセス第1ラウンドの結果について

平成17年10月22日
  1. 10月21日(フランス時間)に開かれたOECD首席代表者会議において、議長(ヤギ・スイス代表部大使)より次期事務総長選出に関する協議プロセスの第1ラウンドの結果の報告があった。
  2. その結果、我が国の竹内佐和子候補は、ポーランドのマレック・ベルカ候補、メキシコのアンヘル・グリア候補とともに次の協議段階に進むこととなった。
  3. 11月3日に行われる予定の第2ラウンドにおいて、各加盟国は2名の候補者名を選好順で通告することが求められている。

(参考)

  1. 議長報告の主要ポイント
    • 協議プロセス第1ラウンドの結果、アラン・フェルズ、韓昇洙、アラン・マドランの3候補者は最終的なコンセンサス形成を促進するために立候補を取り下げることを決めた。
    • マレック・ベルカ候補とアンヘル・グリア候補が最も高い支持を得、竹内佐和子候補は三番目に高い支持を得た。
    • 協議プロセスの第2ラウンドを11月3日に行うことを提案する。同プロセスでは、各加盟国が2名の候補者の名前を選好順で通告することを求める。協議プロセスの第1ラウンドで得られた情報は、第2ラウンドでは使用されない。
  2. OECD次期事務総長選出プロセス

    7月15日  加盟国からの候補者受付期限
    10月3~4日  OECD首席代表者会議における各候補者に対するヒアリング
    10月17~18日  協議プロセス第1ラウンド
    11月3日  協議プロセス第2ラウンド(それ以降の手続きは未定)
    12月1日までにコンセンサスにて次期事務総長を決定

  3. 候補者

    竹内佐和子
    マレック・ベルカ(ポーランド 首相)
    アンヘル・グリア(メキシコ 元財務大臣、元外務大臣)
    アラン・フェルズ(オーストラリア 豪・NZ行政大学院学長)  → 辞退
    韓昇洙(韓国 元外交通商部長官、元国連総会議長)  → 辞退
    アラン・マドラン(フランス 元経済財政大臣)  → 辞退

このページのトップへ戻る
前のページへ戻る | 目次へ戻る