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ギニアにおけるエボラ出血熱の流行に対する緊急援助物資供与について

平成26年9月24日

  1. 本24日,我が国は,ギニアにおけるエボラ出血熱の流行に対し,同国政府からの要請を受け,国際協力機構(JICA)を通じ,約3,000万円相当の緊急援助物資(簡易水槽,浄水器,発電機等)を供与することを決定しました。
  2. 本年3月以降ギニアにおいて流行しているエボラ出血熱については,8月に入り感染者が再び急増し,8月13日,コンデ大統領は保健衛生に関する国家非常事態宣言を発出しました。世界保健機関(WHO)によれば,9月22日現在,ギニアにおける感染者は疑いも含め1,008名,死者は632名にのぼっています。
  3. 我が国としては,ギニアに対し既に本年4月に約52万ドルの緊急無償資金協力,8月にはギニアを含む西アフリカ諸国に対する約150万ドルの緊急無償資金協力を行ってきているところですが,ギニア政府の要請に基づいて,我が国とギニアの友好関係及び人道上の必要性に鑑み,同国に対し更なる緊急援助を行うこととしました。

【参考】
  • 西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行に対するこれまでの我が国の支援
    (総額約478.7万ドル)
    (1)緊急無償資金協力 約202万ドル
    (2)緊急援助物資供与 約61万ドル相当物資及び個人防護具供与
    (3)国際機関への拠出金等 約215万7千ドル
    (4)専門家派遣 WHOを通じて延べ4名の日本人専門家が参加
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