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イラン北西部における地震被害に対する緊急援助について

平成24年8月17日

  1.  本17日(金曜日),我が国政府は,イランにおける地震被害に対し,同国政府からの要請を受け,国際協力機構(JICA)を通じ緊急援助物資の供与を行うことを決定しました。
    イラン政府からは,15日(水曜日),簡易トイレ,簡易バス等の要請があり,16日(木曜日)及び17日(金曜日)はイランの休日ですが,日本及びイラン双方で,供与内容の最終調整を行っています。
  2. イランでは,8月11日(土曜日)に北西部東アゼルバイジャン州においてマグニチュード6.4の地震が発生し,震源近くの多くの村で建物が倒壊し,現時点で少なくとも308名が死亡し,4,500名が負傷し,被災者は約15万人と報じられています。
  3. 我が国は,東日本大震災に対するイランの支援に深く感謝しており,イラン政府の要請を踏まえ,我が国とイランとの伝統的な友好関係にも鑑み,被災者に対する人道的支援のため,同国に対し緊急援助を行うこととしました。

(参考)東日本大震災に対するイランの支援等
 東日本大震災に際して,イランから,緊急支援として食糧(缶詰5万個)(注)の提供を受けたほか,駐日イラン大使・大使夫人らが4月(岩手県山田町)及び6月(福島県郡山市)の2度にわたり現地で炊き出しを実施するなど,両国友好関係に基づく支援を受けました。
(注)合計1)ツナ缶×2万5千個,2)豆缶(インゲン豆をトマトスープで煮込んだもの)×2万5千個の計18トン(約2,000万円相当)。

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