
米国南東部における竜巻被害について(緊急援助決定)
平成23年5月4日
- 5月3日(火曜日),米国南東部における竜巻による被害に関し,米国連邦政府の要請を踏まえ,国際協力機構(JICA)を通じ,同機構のマイアミの備蓄倉庫にある緊急援助物資(毛布,プラスチックシート等)(1,000万円相当)を供与することを決定しました。
- 上記支援決定について,5月3日(水曜日)(日本時間4日),ワシントンDCを訪問中の高橋千秋外務副大臣からジェイムス・スタインバーグ国務副長官(Dr. James B. Steinberg, Deputy Secretary of State)に伝達し,先方から謝意の表明がありました。
- 米国南東部では,4月27日(水曜日)に発生した竜巻により,アラバマ州,ミシシッピ州,テネシー州,ジョージア州,ヴァージニア州等を中心に被害が生じています。
【参考】被害状況
- 米国南東部では,4月27日(水曜日)(米国東部時間)に発生した竜巻により,アラバマ州,ミシシッピ州,テネシー州,ジョージア州,ヴァージニア州等を中心に被害が発生。
- これまでに,少なくとも死者340名以上の被害が発生している模様。オバマ大統領は,4月27日,アラバマ州の緊急事態を宣言し,国土安全保障省,連邦緊急事態管理庁による連邦緊急支援を指示した。
- 4月29日(金曜日),菅直人総理大臣からバラク・オバマ大統領宛,松本剛明外務大臣からヒラリー・クリントン国務長官宛の御見舞いのメッセージをそれぞれ発出し,同日(現地時間)にワシントンで行われた日米外相会談においても松本大臣からクリントン長官に直接御見舞いの意を伝達した。