スリランカにおける洪水被害に対する緊急無償資金協力について
平成23年2月25日
- 本25日（金曜日），我が国政府は，大規模な豪雨による洪水被害を受けたスリランカ民主社会主義共和国政府に対し，国際機関と協力し，水・衛生等の分野で50万ドルの緊急無償資金協力を行うことを決定しました。
- 我が国としては，同国政府の要請と1月20日（木曜日）に国連が発表した支援要請を踏まえ，我が国とスリランカとの友好関係にかんがみ，人道的観点より緊急援助を行うこととしました。
（参考）これまでの被害状況と我が国の対応
24日現在の死者は61名，被災者は約125万人（スリランカ災害管理局発表）。1月上旬に第一波，2月上旬に第二波の洪水被害が発生し，東部州をはじめ北部州や北中部州などの各州に被害が拡大している。
我が国は，1月上旬の第一波の洪水被害を受けて，1月14日，同国に対し，2,000万円相当の緊急援助物資（テントなど）の供与を決定した。また，ジャパン・プラットフォーム（JPF）の要請に基づき，5つのNGOの救援活動を支援するため，約4,700万円の助成を行っている。