平成22年6月18日
(参考)経緯等
- 6月10日夜に,キルギス南部オシュ市において,キルギス系及びウズベク系の若者の間で衝突が発生し,これを発端として,銃撃戦を伴う民族衝突に発展。キルギス暫定政府は,オシュ州(11日)及びジャララバード州(13日)に対して非常事態宣言を発出。
- 現時点までの被害者総数は,死者189名,負傷者数2,004名(17日,キルギス保健省発表)。
- 治安情勢の緊張化により,オシュ州において主にウズベク系住民が難民化し,11日以降キルギス・ウズベキスタン国境を越え,ウズベキスタン領内に避難。これまで約8万人がウズベキスタン側に流入しており,ウズベキスタン政府は、国際社会の支援を要請。キルギス国内においては,約30万人の国内避難民が発生。
- 既に米国が約650万米ドル,EUが約610万米ドルを支援表明済み。