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エルサルバドル共和国における集中豪雨被害に対する緊急援助について

平成21年11月10日

  1. 我が国政府は、11月10日(火曜日)、集中豪雨被害を受けたエルサルバドル共和国に対し、総額約2,000万円相当の緊急援助物資(簡易水槽、浄水器、ポリタンク、テント、プラスチックシート、スリーピングマット、毛布)を供与することを決定しました。
  2. エルサルバドルでは、6日からの集中豪雨により、サンサルバドル県、サンビセンテ県を中心に崖崩れや土石流等が発生しました。9日現在(現地時間)、政府の発表によれば、死者140名、避難者1万3,773名、209棟の家屋の損壊被害が報告されています。現在、被災地域においては、洪水や土砂崩れ等により各所で交通が遮断されており、多数の市民が避難所生活を余儀なくされるなど深刻な状況にあり、同国政府は、被災者の支援に全力を挙げるとともに、我が国政府に対して緊急援助を要請してきたものです。
  3. 我が国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点及び我が国とエルサルバドル政府との友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしました。
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