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ラオスにおける台風被害に対する緊急援助について

平成21年10月14日

  1. 我が国政府は、ラオス南部において、台風16号(現地での呼称:ケッサナー(Ketsana))による大規模な被害が発生したことを受け、ラオス政府の要請に基づき、人道的支援の観点及び我が国とラオスとの友好関係にかんがみ、総額約1,000万円相当の緊急援助物資(毛布、浄水器等)を同国政府に供与することを決定しました。
  2. 本決定に先立ち、10月3日(土曜日)、岡田克也外務大臣は、日メコン外相会議において、カンボジア、ベトナム及びラオスの各国外相に対して今般の被害に対するお悔やみと、早期の被災者救済、被災地域の復旧への祈念を伝えました。

(参考1)ラオスにおける台風16号による被災状況

 9月29日、フィリピンを通過した台風16号は、ラオス南部に上陸、暴風雨による洪水等、大規模な被害をもたらした。

 10月9日時点の被害状況は以下の通り(ラオス外務省発表)。

  • 死者:11名、推定被災者数:9万1千人以上、推定被災世帯:1万5千世帯以上
  • 損壊家屋:982戸
  • 破壊された農地:2万ヘクタール以上
  • 被害総額:8,360億キープ(約90億円)
  • その他(学校・病院の破壊、道路の寸断、ライフラインの停止等)

(参考2)岡田外務大臣からベトナム、ラオス及びカンボジア各国外相へのお見舞いメッセージ

 10月3日、シアムリアップで開催された日メコン外相会議において、冒頭、岡田外務大臣より「今般の台風によりベトナム、カンボジア及びラオスにおいて大きな被害が発生し、メコン地域において多くの人命が失われていることに心よりお見舞い申し上げる、亡くなられた方々のご家族に対して深いお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた方々の速やかな回復と被災からの復興をお祈り申し上げる」旨述べた。

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