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インドネシア・西スマトラ州パダン沖地震災害(我が国からの国際緊急援助隊(自衛隊)の派遣)

平成21年10月3日

  1. 我が国は、9月30日にインドネシア・西スマトラ州パダン沖で発生した地震災害に対し、10月1日、国際緊急援助隊を派遣するとともに、緊急援助物資の供与を決定しましたが、さらに、10月2日、インドネシア政府より、現地の被害状況にかんがみ、自衛隊派遣に関する要請がありました。
  2. これを受け、防衛省に対して、国際緊急援助隊として自衛隊を派遣することについて協議を行いました。防衛省は、国際緊急援助隊として自衛隊の部隊を速やかに派遣するため、調査チームを現地に向けて出発させる予定です。

(参考1)地震発生の概要

(1)発生日時:9月30日17時16分(現地時間:日本時間19時16分)

(2)震源地:西スマトラ州パダン市西南西45キロメートル

(3)震源の深さ:80キロメートル

(4)地震の規模:マグニチュード7.6(アメリカ地質調査所発表)

(5)被害状況:

 震源地に近い町では多数の建物が損壊。インドネシア報道等(日本時間2日20時現在)によれば、死者約1,100名、負傷者約約2,300名、数千名が建物の下敷きになっている模様。

(参考2)地震災害に対するこれまでの我が国の支援

(1)国際緊急援助隊の派遣

 外務、警察、消防、海上保安庁、JICAの人員から成る救助チーム65名を10月1日から8日まで、またJICAに登録している医師、看護師等から成る医療チーム23名を10月1日から14日まで派遣。

(2)緊急援助物資の供与

 テント、スリーピングマット、毛布、発電機等の緊急援助物資を供与することを決定。

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