
サモア独立国における地震・津波災害に対する緊急援助について
平成21年10月3日
- 我が国政府は、10月3日(土曜日)、サモア諸島南東沖で起きた地震に伴う津波による被害を受けたサモア独立国政府に対し、約2,000万円相当の緊急援助物資(テント、毛布、プラスチックシート、スリーピングマット等)を供与することを決定した。
- サモア独立国では、現地時間9月29日(火曜日)午前6時48分(日本時間30日(水曜日)午前2時48分)にマグニチュード8.3の地震が発生し、それに伴う津波がサモアの首都アピアのあるウポル島を襲い、住宅が流され、多数の住民が死傷する壊滅的な被害が生じている。サモア政府は、日本時間10月2日(金曜日)午後時点で、死者123名、負傷者310名を確認したとしている。また、被災者総数は3万2,000人を超えており、これは全人口の18%にあたると伝えられている。
- 我が国としては、同国政府の要請を踏まえ、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点および我が国とサモアとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととした。