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フィリピン共和国における台風被害について(岡田外務大臣のお見舞いメッセージの発出及び緊急援助物資の供与)

平成21年9月28日

  1. マニラ首都圏を含むフィリピン各地で台風16号(別名オンドイ)による被害が発生していることについて、本28日(月曜日)、岡田外務大臣よりロムロ・フィリピン外務長官に対し、以下のとおりお見舞いのメッセージを発出しました。
     「貴国を襲った台風オンドイにより、貴国の多くの人命が失われ、甚大な被害が発生していることに対し、心よりお見舞い申し上げます。亡くなられた方々のご家族に対して深いお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた方々の速やかな回復と被災からの復興をお祈り申し上げます。我が国としては、貴国の被災者の方々及び被災地の復興のために必要な支援と協力を惜しまないつもりでおります。
  2. 我が国政府は、フィリピン共和国政府の要請を受け、総額2,000万円相当(約22万米ドル)の緊急援助物資の供与を行うことを決定しました。

(参考)台風16号の概要と被害状況

(1)台風16号(オンドイ)による26日の降雨量は、1967年7月に記録した1日の最多降雨記録334ミリを上回る410ミリを記録。26日の9時間だけで、1ヶ月の平均降雨量を上回った。

(2)26日午後、チュドロ国防長官兼国家災害調整評議会会長はマニラ首都圏を含む8つのリジョンに「国家災害状態(State of Calamity)」を宣言。

(3)被害状況(28日午前6時時点の国家災害調整評議会発表。括弧内は内訳。)

(イ)死亡者:86名(マニラ首都圏:7名、リジョン3:22名、リジョン4-A:56名、コルディレラ行政地域:1名)

(ロ)行方不明者:32名(リジョン4-A:20名、リジョン3:2名、コルディレラ行政地域:1名、リジョン1:9名)

(ハ)避難者数:115,898名(マニラ首都圏:56,986名、リジョン3:16,200名、リジョン4-A:42,637名、リジョン7:75名)

(ニ)影響人口:435,646名(マニラ首都圏、リジョン3,4-A、5等。なお、邦人の人的・物的被害に関する情報には接していない。

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