
メキシコ合衆国における新型インフルエンザ疾患被害に対する緊急援助について
平成21年5月1日
- メキシコにおける新型インフルエンザに対し、日本政府は、メキシコ政府からの要請に応え、第一弾として約2,100万円相当の緊急援助物資の供与を決定しました。具体的には、マスク19万枚、ゴーグル3,000個、使い捨て手術着3,000着、医療用使い捨て手袋3,000組、手洗い用消毒液1,370本です。これらの大半は5月2日(土曜日)に、消毒液の一部のみ5月4日(月曜日)にそれぞれ日本を出発する便で輸送予定です。
- また、これに引き続き、メキシコ政府からの要請を受けて、空港等での検疫強化のためのサーモカメラ20数台等を可能な限り早急に供与できるよう、手続を進めています。これらをあわせて最大1億円の緊急支援となります。
- 新型インフルエンザの世界的な感染拡大を受けて、4月29日(水曜日)、世界保健機関(WHO)は、警戒レベル(フェーズ)を4から5に引き上げたところです。このような状況を踏まえ、日本としては、メキシコ政府が、罹患者への手当、検疫強化等の必要な措置を一層強化することができるよう、メキシコ政府の要請に応え、今回の支援を決定したものです。