
ソロモン諸島における洪水災害に対する緊急援助について
平成21年2月6日
- 日本政府は、2月6日(金曜日)、洪水による被害を受けたソロモン諸島政府に対し、約1,000万円相当の緊急援助物資(浄水器、簡易水槽、ポリタンク)を供与することを決定しました。
- ソロモン諸島では、先月31日に熱帯低気圧が発生し、それに伴う大雨の結果、ガダルカナル島北西部で洪水が発生し、住宅が流され、多くの住民が避難する被害が生じています。5日のソロモン諸島国家災害対策局による公式発表では、死者数9名、行方不明者12名、被災者数約1万800人以上とのことです。また被災地につながる橋梁は倒壊しており、今後被災地の状況が明らかになるにつれ、被災者数は増加していくと伝えられています。
- 日本としては、同国政府の要請を踏まえ、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点および我が国とソロモン諸島との友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしました。
- なお、日本の緊急援助物資は、ソロモン諸島の首都ホニアラに到着した後、ソロモン諸島政府及び豪州やニュー・ジーランドを含む太平洋島嶼国からの要員で構成されるソロモン地域支援ミッション(RAMSI)の協力を得て、被災地へと輸送される予定です。