
パプアニューギニア独立国における高潮災害に対する緊急援助について
平成20年12月18日
- 日本政府は、12月18日(木曜日)、高潮による被害を受けたパプアニューギニア独立国(PNG)政府に対し、約1,300万円相当の緊急援助物資(簡易水槽、ポリタンク、プラスチックシート)を供与することを決定しました。
- PNGでは、5日(金曜日)から8日(月曜日)にかけてニューギニア島北部および島嶼地域において高潮が発生し、住宅が流され、住民が避難する被害が生じています。各地の情報が明らかになるにつれて被災者数は増加しており、PNG政府の国立災害センターが中心となり被害状況等の確認を行っていますが、15日(月曜日)現在、現地NGOによる発表では、被災者数約7万5,000人以上であり、その内3万4,000人に対しては速やかな支援を必要とする状況にあると伝えられています。
- 日本としては、同国政府の要請を踏まえ、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点および我が国とPNGとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしました。