
ホンジュラス共和国における集中豪雨被害に対する緊急援助について
平成20年10月23日
- 日本政府は、10月23日(木曜日)、熱帯性低気圧16号による集中豪雨被害を受けたホンジュラス共和国に対し、約1,300万円相当の緊急援助物資(テント、ポリタンク、浄水器、毛布等)を供与することを決定した。
- ホンジュラスでは、10月初旬から雨が降り続いていたが、15日から17日にかけて熱帯性低気圧16号が同国東部から北部にかけて縦断し、死者13名、行方不明者6名を含む住民13万人以上が被災した他、民間家屋4,000棟以上が損壊する被害がもたらされた。
現在、被災地域においては、洪水や地滑り等により各所で交通が遮断されており、降雨が続く中復旧作業が遅れ、被災者が増加している。同国政府は、被災者の支援に全力を挙げているが、非常食や被災者用の簡易住居などの備蓄物資の不足が深刻な状況となり、我が国政府に対して緊急援助を要請してきたものである。
- 日本としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点及び我が国とホンジュラス政府との友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととした。