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ハイチ共和国におけるハリケーン・グスタフ被害に対する緊急援助について

平成20年9月2日

  1. 我が国政府は、9月2日(火曜日)、ハリケーン・グスタフによる被害を受けたハイチ共和国に対し、約1,700万円相当の緊急援助物資(プラスチックシート、浄水器、ポリタンク、テント、毛布、発電機、スリーピングマット、簡易水槽等)を供与することを決定した。
  2. ハイチ共和国では、8月26日午後(現地時間。日本時間27日午前)より、ハリケーン・グスタフが南部を通過し、30日付同国内務省中間報告によれば、首都ポルトープランスをはじめ南部全域にわたって死者76名、行方不明者9名、負傷者35名、避難者7,232名、被災世帯数10,276世帯などの被害をもたらしている。
     現在、ハイチ共和国では、家屋の損壊や断水・停電等により、被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にある。同国政府は、復旧のために鋭意取り組んでいるが、被害が大きいため、我が国を含む国際社会に対し、緊急援助を要請している。
  3. 我が国としては、同国政府の要請を踏まえ、今回の災害による被災者に対する人道支援の観点及び我が国とハイチ共和国の友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。
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