
ミャンマー連邦におけるサイクロン被害に対する緊急援助について
平成20年5月7日
- 我が国政府は、5月7日(水曜日)サイクロン発生による高波及び強風被害を受けたミャンマー連邦政府に対し、約3,600万円相当の緊急援助物資(毛布、プラスチックシート、ポリタンク、簡易水槽、スリーピングパット)を追加供与することを決定した。
- ミャンマーでは、2日(金曜日)から3日(土曜日)にかけて、サイクロンにより、同国南部のイラワジ管区やヤンゴン管区を中心とした地域で暴風雨となり、死者2万2,000人以上を含む住民4万人以上が被災したほか、多くの学校、病院を含む公共機関や民間家屋が損壊する被害がもたらされている(7日時点)。現在、同地域周辺では、交通の遮断による食糧不足、井戸が使用不可能なための飲料水不足、被災者のための住居の不足等の深刻な事態が発生している状況にある
- このような状況の下、ミャンマー政府は、復旧のための自助努力を行なうとともに、今般、我が国に対し緊急援助を要請してきた。我が国としては、5日、約2,800万円相当の緊急援助物資(テント、発電機等)の供与を決定したが、被災者数が急激に増大していることから、同国に対し追加の緊急援助を行うこととしたものである。