
タジキスタン共和国における寒波被害に対する緊急援助について
平成20年2月8日
- 我が国政府は、2月7日(木曜日)、寒波被害を受けたタジキスタン共和国に対し、約1,000万円相当の緊急援助物資(毛布)を供与することを決定した。
- タジキスタンでは、先月より40年振りとなる大寒波が直撃し、電力不足による被害が深刻化している。多くの病院・診療所で電力不足のため十分な医療行為が行われず、新生児や病人に深刻な被害を与えている等、都市部を中心に約100万人の生活に深刻な影響が出ている。
現在、同地域周辺では、交通の遮断による食糧不足、水道管の破裂・凍結による飲料水不足等の深刻な状況にあり、同国政府は、被災者の支援に全力を挙げるとともに、我が国政府に対して緊急援助を要請してきたものである。
- 我が国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点及び我が国とタジキスタン共和国との友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととした。