
ボリビアにおける豪雨災害に対する緊急援助について
平成20年1月30日
- 我が国政府は、1月30日(水曜日)、豪雨災害を受けたボリビア共和国政府に対し、約1,300万円相当の緊急援助物資(テント、スリーピングマット、毛布)を供与することを決定した。
- ボリビア共和国では、本年年初より豪雨が続き、主要河川の氾濫等による水害が全土に拡大している。ボリビア政府発表(現地時間29日)によれば、死者39名、被災世帯数32,000世帯、被災者総数は約19万2,000名に上り、全国各所で道路寸断、農地水没等の被害が生じており、今後被害状況の詳細が明らかになるにつれ、被害規模が拡大することが見込まれている。
ボリビアでは、現在、広範囲の地域において被災者が不自由な避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、復旧のための自助努力を行なうとともに、我が国に対し、緊急援助を要請した。
- 我が国としては、同国政府の要請を踏まえ、被災者に対する人道的支援の観点および我が国とボリビアとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行うこととしたものである。