
メキシコ・タバスコ州等における洪水被害に対する緊急援助について
平成19年11月9日
- .我が国政府は、11月9日(金曜日)、メキシコ・タバスコ州等における大規模な洪水被害を受けたメキシコ合衆国政府に対し、約1,400万円相当の緊急援助物資(テント、プラスチックシート、毛布、簡易水槽、浄水器、ポリタンク、発電機)を供与することを決定した。
- メキシコでは、10月末からの豪雨により、グリハルバ川、カリサル川等計7つの川が氾濫し、メキシコ南東部のタバスコ州の15都市において洪水が発生し、同州の全域が甚大な被害を受けている(州の8割が浸水)。また、チアパス州では大規模な土砂崩れ被害が発生する等、これら2州の被災者は100万人以上に上っている。
道路、電気及び水道は遮断され、多くの被災者が、未だ家屋に取り残され救援待ちの状況にある他、学校等の公求A施設が浸水、農作物・畜産物も全滅状況にある。
- メキシコ政府は、被災住民を安全な地域に移動させ、飲料水の供与、避難所における食料品の供給等、被災者救済に全力を注いでおり、洪水の被災者に対する国際社会の連帯の意を歓迎する旨呼びかけている。
- 我が国としては、同国政府の要請を踏まえ、香B回の災害による被災者に対する人道的支援の観点及び我が国とメキシコとの友好関係に鑑み、同国に対し緊急援助を行aAこととした。